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2010年4月26日 (月)

関空・伊丹の経営統合

今日も雲一つ無い晴れ渡った気持ち良い春らしい休日となりました。華との散歩も高級住宅街の大山町や駒場公園まで足を伸ばし、春らしい空気を楽しんで来ました。

Hasimotomaehara_2 さて、そんな今日、橋下大阪府知事と前原国交相との間で、関空と伊丹を経営統合し民営化することが合意されました。計画内容は、まず2012年4月までに国が管理する伊丹を民営化し、国の出資で持ち株会社を設立、関空と伊丹を傘下に置き、その後、両空港の運営権を一体化して民間に売却するというものです。

空港経営の民営化は、安定した収益が期待出来る有望な不動産事業として海外でも進められており一定の成果を上げています。しかし、関空の抱える負債は1兆3000億円にも上っており、見方を変えると国が作った莫大な借金を民間に付け回しているとも考えられます。

国交省は、関空会社の運営権だけで6000億~8000億円の価値があり、最終的には伊丹と合わせ1兆3000億円まで引き上げると算盤を弾いています。しかし、経営権だけでそれだけの価値が付くか疑問が残り、不動産価値の高い伊丹空港の土地を含めて売却することとなると思われます。

一方、買い手を考えると空港経営ノウハウを有する外国資本がまず最初に頭に浮かびますが、その場合、これからの航空需要を考えると収益を確保するために早晩伊丹を廃港として都市施設として転売することが予想されます。

そして、基幹国際空港は国が“戦略的に”運営すべき重要な社会インフラである点を忘れ、借金返済のための単なる不動産物件と位置付け政策を進めている点に、これからの航空政策の不在振りを見て取ることが出来ます。

ここでもまた本質的な問題に目を向けず、近視眼的にお茶を濁そうとする民主党の場当たり的その場凌ぎの政策が展開されたというのが正直な感じです。一体どこまで国力を低めれば気が済むのでしょうか。困ったものです。

ということで、今日の一首は。先の無いその場凌ぎの政策を、続けて行けば国は滅びる。(本質的な課題解決を真剣に取り組んで欲しいものです)

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